大英個別指導学院庄内通校の西森です!
3記事まで毎日投稿、20記事目です。
とうとう20ですよ…!あと10記事頑張っていきます。
========
今日は久しぶりに英語のお話。
“will”と”be going to”の違いについて書いていこうと思います。
といっても細かい話までしすぎるのは大変なので、大まかに説明していきますね。
ポイント①:未来「ーするだろう」
両者の意味で一番思いつくのは、未来ですね。
中学校2年生で習う表現なのでご存じの方も多いと思います。
中学校では、同じ意味として習いますが、ニュアンスに違いがあります。
be going to は近い未来の予測を、willは未来の近さに関係なく使います。
- be going to
My firm is going to start producing videos. 私の映画の映像製作が始まるだろう。
→映像の製作は近い未来に近い。
- will
It will be sunny. そのうち晴れるだろう。
→どこかの未来で晴れる。(近い遠いは関係がない)
be going toがなぜ近い未来なのかといえば、
“be going”という言葉に現在進行形のような着々と(準備が)進んでいるイメージがあるので、
準備ができているのなら近いうちにそれが実行されるだろう、といった感じです。
ポイント②意志「ーするつもりだ」
①で見たように未来のことを表すことから、「未来に対する気持ち」=意志という連想は可能ではないでしょうか。
(言語学的な厳密性は無視しています)
be going toは前々から考えられていた意志、willはその場で決めた意志を表します。
- be going to
I’m going to go to Hokkaido tomorrow. 明日北海道に行くつもりです。
→この予定は元々計画されていたもの。
- will
A:I want to talk about marriage with you. あなたと結婚について話しあいたい。
B:OK. I will call you back later! わかった。またあとでかけなおす!
→かけなおす決断は、その場でされたもの。
be going toの既に進行中のイメージが意志の話でも使われていますね。
対してwillはその場で、ぱっと決断された感じがあります。「じゃあーするよ」みたいなかんじでしょうか。
============
「未来」「意志」という二つの観点から”be going to”と”will”の違いを説明しましたが、
be going to とwillとは用法が似ていて、どちらを使ってもほとんど差がない場合もある(以下省略)
江川泰一郎『英文法解説』(1991,金子書房)p221
ということも頭に入れておいてください。
ただこの違いを知っていることは
会話などでも細かい意図を伝えることができるので、絶対に無駄になりません。
ということで、”be going to””will”の違いでした!
(本投稿は江川泰一郎『英文法解説』(1991,金子書房)を参考に作成しています。)
==========
明日は公立高校B日程の筆記試験ですね。
私から伝えることは変わりません。
とにかく「自分」を大きく見せようとしないこと。
落ち着いて行ってきてください。
==========
教室長の性格が見える?!教室長の投稿はこちら!
大英個別指導学院庄内通校の紹介記事はこちら!
コメント